最終更新日:
2026.6.17

当記事の監修者
名古屋 考平
著書: 『成果の出るAI採用 人手不足の時代に採用で勝つために』
経歴: 新卒で株式会社電通に入社し、マーケティング実務に従事。株式会社クリーマでは執行役員としてプロダクト領域を管掌し、事業成長と2020年の上場に貢献。2023年に株式会社フォワードを創業し、生成AIを活用した採用支援サービス「エースジョブ」を展開。ITスタートアップから上場企業まで約200社の採用支援実績を持つ。
2026年「日本発スタートアップ100選 次世代の主役と市場の全貌」(Forbes JAPAN)掲載。
近年、求人広告費の高騰やダイレクトリクルーティングの普及を背景に、採用オウンドメディアを活用した採用広報に取り組む企業が急増しています。
「求人媒体に掲載しても母集団が集まらない」「採用コストが上がり続けている」「自社の文化や魅力を求職者に正しく伝えられていない」という課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、採用オウンドメディアの立ち上げから運用まで支援するSEO・コンテンツマーケティング会社のおすすめ5選を、選び方のポイントとあわせて解説します。
【本記事はこんな方におすすめ!】
採用広告費の削減と中長期的な母集団形成の仕組みを構築したい人事責任者の方
採用オウンドメディアの立ち上げやSEO強化を検討しているが、どの会社に依頼すべきか迷っている方
求職者に自社の魅力を継続的に発信する採用広報の仕組みを整えたい経営層の方
人材獲得競争の激化により、採用コストは年々上昇しています。2025年のデータでは、ITエンジニアの平均採用単価が前年の39.4万円から57.1万円へと急騰し、AI技術者に至っては全職種最高値の59.9万円を記録しています(出典:ネオキャリア「中途採用コストの平均単価や相場、費用【2026年最新版】」)。
求人媒体への掲載を繰り返すだけでは、広告費が膨らみ続ける一方で、自社の魅力が求職者に十分伝わらないという課題が残ります。こうした状況を受け、採用活動においても「掛け捨て型」から「資産蓄積型」へのシフトが急速に進んでいます。
採用オウンドメディアとは、企業が自社で運営する採用目的の情報発信サイトです。社員インタビューや仕事紹介、企業文化の発信など、コンテンツを蓄積することで求職者が自発的に自社に興味を持つ「インバウンド型」の採用チャネルを構築できます。
✖ これまで:求人媒体への掲載費用をかけ続ける「掛け捨て型」の採用
◎ これから:コンテンツが資産として蓄積される「オウンドメディア型」の採用
コンテンツは一度作れば中長期にわたって機能し続けるため、採用広告費に頼らない安定した候補者流入を実現できる点が最大の強みです。
採用オウンドメディアの効果を最大化するためには、SEO(検索エンジン最適化)への取り組みが不可欠です。「〇〇 転職」「〇〇 求人」「〇〇 仕事内容」といったキーワードで検索上位を獲得することで、転職を検討している潜在層を自社サイトへ継続的に呼び込めます。
さらに近年注目されているのが、LLMO(Large Language Model Optimization)と呼ばれるAI検索への最適化です。ChatGPTやGeminiなどの生成AIが検索の入り口として普及するにつれ、AI上で自社サービスや会社が推薦・引用される状態を作ることが、新たな採用チャネルとして重要度を増しています。
SEO・LLMOの両面から採用オウンドメディアを強化することで、検索エンジンとAIの双方から候補者を継続的に流入させる「採用広報の仕組み」が完成します。
オウンドメディア支援会社の中でも、採用・HR領域のコンテンツ制作経験を持つ会社を選ぶことが重要です。採用系コンテンツは検索意図が多様で、「転職を検討している潜在層」「特定の企業を比較検討している顕在層」など、読者のフェーズに応じた設計が求められます。
一般的なBtoBマーケティング支援と採用広報では求められるコンテンツの性質が異なるため、採用サイトや社員インタビュー記事の制作実績がある会社を選ぶと安心です。
採用オウンドメディアで成果を出すには、記事制作だけでなく次の3つをセットで取り組む必要があります。
SEO記事制作:キーワード設計に基づいた質の高い記事コンテンツの継続的な公開
被リンク獲得:外部サイトからのリンクを増やしてサイトのドメインパワーを上げる
LLMO対策:生成AIに推薦・引用される形式でのコンテンツ設計
この3つを自社単独で進めるのはリソース面で困難なため、一貫して対応できる会社を選ぶことで効率よく成果につなげられます。
支援会社のアプローチには大きく2種類あります。
運用代行型:記事制作・分析・改善まですべてを外部に委託する。社内リソースが少ない企業に向く。
戦略支援型:SEO戦略の設計と方向性の提示を行い、実行は自社で担う。内製化を目指す企業に向く。
自社の採用担当者が記事制作に割けるリソースがあるか、長期的に内製化を目指すかどうかによって、最適なアプローチが変わります。

サービス種別:SEOコンサルティング・コンテンツマーケティング・Web制作
強みの領域:中小・スタートアップ向けのカスタム型SEO支援
株式会社ブランディングワークスは「価値あるものが適切に評価される社会を」というビジョンのもと、Web制作・SEOコンサルティング・コンテンツマーケティングを一気通貫で支援するWebマーケティング会社です。上場企業から中小企業まで幅広い支援実績を持ちます。
同社の特徴は、固定金額や契約期間の縛りがない柔軟なプラン設計です。事業者ごとに必要な内容だけを選んでプランを組むため、「まずは採用オウンドメディアの戦略設計だけ相談したい」というフェーズの企業でも低リスクで取り組みを開始できます。現状ヒアリングから目標設定・競合分析・施策立案・PDCA改善まで一貫して対応しています。
主なサービス:Web制作・SEOコンサルティング・コンテンツマーケティング支援・MEO/SNS運用
こんな企業におすすめ:採用オウンドメディアの戦略設計から始めたい中小・スタートアップ企業、契約期間の縛りなく柔軟にSEO支援を受けたい企業

サービス種別:SEO記事制作代行・オウンドメディア運用代行・LLMO対策・被リンク獲得
強みの領域:BtoB向けSEO・LLMO・成果直結型コンテンツ
and media株式会社は、BtoBの商談獲得に強いSEO・LLMO支援会社です。SEO記事制作代行「Writing Force」、オウンドメディア運用代行「Owned Lead」、被リンク獲得「DM Link」「Backlink Press」、LLMO対策「and LLMO」など10種以上のSEO専門サービスを展開しています。
代表の鳥越氏をはじめメンバー全員がSEOアフィリエイト出身のプロフェッショナルで構成されており、採用率1%未満の厳選されたライター組織による高品質なコンテンツ制作が強みです。「1年半でSEO流入数30倍」「支援開始1年で30万PV達成」「PVが初月から2倍に成長・CVが半年で約2.1倍UP」など、数字に直結した支援実績を多数公開しています。
主なサービス:SEO記事制作代行・オウンドメディア運用代行・被リンク獲得・LLMO対策・SEOコンサルティング・X運用代行
こんな企業におすすめ:採用広報のオウンドメディアを立ち上げてSEOと被リンクを同時に強化したい企業、LLMO対策で生成AIからの流入も狙いたい企業

サービス種別:リサーチ&戦略コンサルティング・AI/DX導入支援・BPO業務代行
強みの領域:市場調査・競合分析を起点にした採用コンテンツ戦略の設計
CREXコンサルティングは、戦略コンサル出身者を中核に、リサーチ・AI/DX・BPOを組み合わせて事業課題の解決まで一貫して伴走するコンサルティング会社です。スタートアップから上場企業まで150社超の支援実績を持ちます。
採用SEOの文脈における同社の強みは、コンテンツ制作の前段階にある「市場調査・競合分析・採用戦略の設計」です。「どのキーワードで記事を書くべきか」「競合他社はどんな採用広報を展開しているか」という問いに、データに裏付けられた答えを出したうえで、BPOとして実行フェーズまで担える点が特徴です。採用コンテンツの方向性が定まらないまま記事制作だけ進めてしまうリスクを、上流から抑えられます。
主なサービス:市場調査・競合分析・新規事業戦略策定・AI/DX導入支援・BPO業務代行
こんな企業におすすめ:採用SEOのキーワード設計や競合調査を戦略レベルから整理したい企業、記事制作の前に自社の採用ポジションを明確にしたい企業

サービス種別:企業・業界・経済データの無料提供プラットフォーム
強みの領域:採用SEOのリサーチ工数削減・市場データの無料活用
CREX経済データプラットフォームは、上場企業3,870社の財務データ・業界レポート・経済指標を無料で参照できる、事業企画・戦略担当向けのデータ基盤です。
採用SEOへの活用場面として特に有効なのが、採用ターゲット業界の動向把握と競合企業のリサーチです。「採用を強化している業界はどこか」「競合他社の業績や規模感はどの程度か」といった情報を、別途有料ツールを契約せずに確認できます。採用コンテンツに信頼性の高い市場データを盛り込む際のソースとしても活用でき、記事のE-E-A-T(信頼性・権威性)強化にも寄与します。無料で即日利用できる点も、コストを抑えながら採用広報を内製化したい企業にとって魅力的です。
主なサービス:企業財務データ閲覧・業界レポート・経済指標・企業ランキング(無料)
こんな企業におすすめ:採用SEO記事に市場データを活用したい企業、追加コストをかけずに業界リサーチ環境を整えたい採用担当者
サービス種別:BtoB特化コンテンツマーケティング支援
強みの領域:IT・BtoB企業向けコンテンツ開発と編集力
株式会社SEデザインは、長期にわたりBtoBを中心にコンテンツマーケティング支援を行ってきた会社です。前身の出版社で培ったコンテンツ開発力と編集力を活かし、採用ブログ・導入事例・社員インタビューなど多様なコンテンツタイプに対応できます。設立当時からIT企業を中心に支援しており、最新テクノロジーを取り入れたサービス提供も特徴です。
主なサービス:コンテンツマーケティング支援・記事制作・BtoBオウンドメディア運用
こんな企業におすすめ:IT・SaaS系企業の採用広報を強化したい企業、編集力の高いコンテンツで差別化を図りたい企業
【採用オウンドメディアと並行して、スカウト採用も強化したい方へ】
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そんな課題には、AI採用SaaS×RPOの「エースジョブ」が有効です。採用オウンドメディアによるインバウンド施策と、エースジョブによるスカウト代行を組み合わせることで、母集団形成の間口を最大化できます。
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支援会社を選んだ後も、企業側として理解しておくべき基本的な運用の流れがあります。
採用オウンドメディアの成否は、最初のキーワード設計で大きく変わります。「転職者が検索するキーワード」と「自社が上位表示できる難易度のキーワード」のバランスを取りながら、コンテンツカレンダーを設計することが重要です。
たとえば「エンジニア 転職 スタートアップ」「マーケター 転職 SaaS企業」など、ターゲット人材が使いそうな検索ワードを洗い出し、それぞれに対応する記事を継続的に公開していく体制を整えます。
記事を公開しただけでは競合が多いキーワードで検索上位に上がりにくい場合があります。外部サイトからの被リンク獲得によってドメインパワーを高めることが、上位表示の加速につながります。
プレスリリース配信や業界メディアへの掲載、パートナー企業との相互リンクなど、被リンク獲得の手法を組み合わせることで、オウンドメディア全体の検索評価を引き上げられます。
Google Search Consoleやアクセス解析ツールを活用し、どの記事が流入を生んでいるか、どの検索ワードでクリックされているかを定期的に確認します。成果が出ていない記事はリライトし、流入が多い記事はさらに強化するというPDCAを継続することで、メディアは中長期的に成長し続けます。
採用オウンドメディアは「立ち上げてから成果が出るまでに数ヶ月かかる」という特性があるため、コンテンツを資産として積み上げる視点を持つことが大切です。
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採用オウンドメディアは、一度構築すれば中長期にわたって機能し続ける「採用資産」です。求人媒体への依存から脱却し、自社の文化・ミッション・働き方を継続的に発信することで、価値観の合う候補者を引き寄せる採用の仕組みが完成します。
本記事でご紹介した5社は、SEO・コンテンツマーケティング・被リンク獲得・LLMO対策などの観点でそれぞれ異なる強みを持つ会社です。自社の現在のフェーズ(立ち上げ期・成長期・内製化移行期)とリソースに合わせて、最適なパートナーを選んでください。
採用オウンドメディアによるインバウンド施策と、スカウトによるアウトバウンド施策を掛け合わせることで、採用力は飛躍的に高まります。まずは支援会社への無料相談から始めてみることをおすすめします。
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採用オウンドメディアで母集団を広げた後、膨大な候補者管理に追われてしまうケースは少なくありません。
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投稿者プロフィール
名古屋 考平
株式会社フォワード 代表取締役社長
書籍『成果の出るAI採用 人手不足の時代に採用で勝つために』著者。
新卒で株式会社電通に入社し、マーケティング実務に従事。株式会社クリーマでは執行役員としてプロダクト領域を管掌し、事業成長と2020年の上場に貢献。
2023年に株式会社フォワードを創業し、
生成AIを活用したAIスカウト支援サービス「エースジョブ」を展開。
ITスタートアップから上場企業まで約200社の採用支援実績を持つ。
シリーズAでJAFCO、ニッセイ・キャピタル、りそなキャピタルから4.1億円の資金調達を実施。
2026年「日本発スタートアップ100選 次世代の主役と市場の全貌」(Forbes JAPAN)掲載。
最終更新日:
2026.6.17

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