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エースジョブのAXが変えた採用の景色。

ー「人が変わる」「仕事が変わる」成果を生むエースジョブの採用AX

SGSジャパン株式会社

Talent Acquisition Team 中島 久美子様

業種

  • 試験・検査・認証(TIC)

事業内容

  • 製品・サービス・システムの試験、検査、認証、トレーニング

  • 従業員規模

  • グローバル約100,000名/SGSジャパン約400名(取材当時)

  • ポジション

  • 営業/審査員

  • 課題・目的

    • #

      採用AX

    • #

      組織AX

    • #

      AIスカウト

    • #

      リソース不足

    ■ 「When you need to be sure」──見えないところで、暮らしの安全を検査する会社

    ── まずは御社の事業について教えてください。

    SGSはもともと1878年にフランスで穀物の出荷検査所として始まった会社で、今はスイスに本社を置く、試験・検査・検証・認証の総合会社です。グローバルで従業員が約10万人、拠点が2,500カ所以上あって、売上は1兆円規模。私たちSGSジャパンは、その日本法人です。

    昔は隣の村で作られた魚や肉を買っていたので、作っている人の顔が見えていたんですよね。でも今は、世界のどこで作られたのか分からないものが、ぐるっと回って手元に来る。そのサプライチェーンの中で一人ひとりがちゃんと仕事をしていたとしても、どこか一箇所で悪意があったり、あるいは偶然の事故があったりしたら、製品の安全性は担保できません。だから第三者の立場で輸送過程を確認したり、実際に分析して基準を満たしているかを検査する。それが私たちの仕事です。

    ■ 「使える手段が減る」と「動ける人が減る」SGSに訪れた採用の転換点

    ── エースジョブを導入される前の採用体制をお聞かせください。

    もともと採用は3名体制でした。1名の方には面接の日程調整を一緒にやってもらっていて、私自身は他業務も兼務しているので、採用に使える時間は50%くらい。1名が採用にコミットという体制で、年間50人くらいを回していたんです。

    そこに2つのことが重なりました。1つはおめでたいことに1名の担当者が育休に入ることになったこと。1月末までは在籍しているけれど、そこからは実質私1人になる。そして1名の派遣の方の枠も減らすことになって、体制は半分以下になることになりました。

    もう1つが、採用市場の変化によりローカルでダイレクトリクルーティングに振り切る方向に舵を切る決断をしたことです。これから日本では労働人口が減っていくなかで、これまでのように求人を出して、エージェントから候補者を紹介してもらうだけでは、必要な人材を確保することが難しくなっていくと考えました。自分たちで候補者を探し、自分たちの言葉で会社や仕事の魅力を伝え、直接つながる力が必要になると考えたからです。そこで採用エージェントに頼る採用から、ダイレクトリクルーティングを中心とした採用へと大きく舵を切りました。

    つまり、(後者は自分たちで決めたこと、とはいえ)「動ける人が減る」と「使える手段が減る」が同時に来たんです。

    ■ 現場は「欲しい人は分かっている」。ただ、言語化はされていない

    ── そのとき、どこに一番課題を感じていましたか。

    正直に言うと、AI以前の話でした。日程調整ツールを使わず全部メールでやりとりしていたり、スカウトも1人ずつ手作業でカスタム文面を書いていたり。それで年間50名の採用を回すのは、そもそも無理なんです。

    ただもっと根っこにあった課題は、採用要件です。事業部は「自分たちが一番欲しい人は分かっている」のですが、言語化されていないこだわりを持っていました。事業部と人事の中で複数のポジションで細かくすり合わせるのは工数がかかり、なかなかできていなかったんです。

    特にダイレクトスカウトを中心にやっていくとなったとき、この状態のままだと検索要件を1つずつ詰めて、1人ずつカスタムスカウトを書く。それを私1人で50名分やるなんて、できるわけがない。手伝ってもらいたいが彼らが抵抗する気持ちもよく分かり、じゃあどうするんだ、というところから外部への委託を検討していたのが「エースジョブ」と出会うきっかけでした。

    ■ AIプロダクトを選んだのではなく、「採用成功」を前提に。

    ── その中でAIプロダクトである「エースジョブ」を選んだ経緯を教えてください。

    最初はAIを選択の軸には置かず、RPOという枠で3社ほど当たって、実際に踏み込んで話をしたのは2社です。話を最初聞いた段階ではRPOの中にAIサービスがセットでついてくるくらいの感覚でした。フラットに採用成功をするためにどちらがいいかと考えた時に「これはお得じゃないか」と思って決めたというのが本音です。笑

    ── 実際にエースジョブの支援はいかがでしたか?

    完全にAIだけのサービスだと、細かい運用のところで結局こちらが動かないといけない。逆に完全に人だけのRPOだと、コストもコミュニケーションの負荷も高くて、しかも「私1人しかいない」という前提だと結局回らなかっただろうなと思っています。

    エースジョブが良かったのは、その真ん中を取れたところです。「私はここまでやります。エースジョブはここまでできます。事業部の皆さんはここだけ協力してくださいね」という3者のバランスをちゃんと描けたんですよね。この業務設計を切り分けられたことで今まで私が抱えていた部分を、限りなくゼロに近づけていける。この線引きができたことが、実は一番大きかったと思っています。

    具体的にはスカウトのソーシングとカジュアル面談の同席、現場担当との連携をエースジョブ側がずっと持ち続けてくれています。私1人でスカウトや採用活動を回すのは物理的に無理なので、そこはとても大きい。プロダクトだけが入って、一緒に伴走してくれるCSがいなかったらたぶん今の形にはなっていません。

    ■ 採用AXという大きな変化に対しての不安

    ── 社内に実際にAXとしてエースジョブを展開するときにハードルはありましたか。

    人事の中ではほとんどなかったです。個人情報を外に出すわけではないので、その確認だけクリアすれば問題ありませんでした。ハードルがあったのは事業部にエースジョブのAXワークフローを落とし込むときです。

    採用は人事部だけではできず事業部との連携が必要不可欠です。事業部マネージャーにプレゼンをして「これからエースジョブを使います」と伝えたんですが最初は多少進みづらかったんです。この変化に対する心理的なストレスや不安を抱くのは当然だと思っていて、そこに対してCSの方と共に「このAI時代に事業成長のために一緒に変わっていきましょう」と啓蒙や連携を続けていきました。

    ── 組織への啓蒙の成果や変化はいかがでしたか?

    一番変わったのはある事業部の営業部門でした。日程調整やエースジョブの要件確認をお願いしてもなかなか最初は動きが良くなかったんです。ただ、徐々にエースジョブで成果が上がり始めると「人事はカジュアル面談にもう入らなくていいよ、大変だろうから自分たちで全部やる」といって、どんどん採用に積極的になっていってくれたんです。結果的にそれで実際に採用決定という分かりやすい形で成果が見えて、採用は人事だけでなく事業部との協力があってのことという前提が社内でも広がっていき更に成果が出るようになったんです。

    ■ 最難関「営業×専門知識」を持つタレントの採用決定という大きな成果

    ── 実際の採用成果としてはいかがですか。

    導入から半年で7職種で採用決定が出て、8職種目も内定が出ています。エースジョブと今の体制がなかったら、この成果は出ていなかった。それは確実に感じます。

    意外だったのは、やはり営業が決まったことです。営業って今どの会社も採用に苦戦していて、なかなか接点を持てないんですよ。しかも私たちが欲しいのは単純な営業ではなく、業界のドメイン知識が必要な「営業×専門知識」の人材です。ここが一番取れていなかった。

    営業職の方から返信をもらうには、いいスカウト文面を書くことはもちろんですが、もう1つ大切なのが、その方が必要な専門知識や経験を持っているかをしっかり確認することです。

    そのスクリーニングまでエースジョブで行い、条件に合う方へアプローチできていることが、うまくいっている理由の一つだと考えています。実際に何名もの採用につながっており、これは導入当初には想像していなかった成果です。

    ■ 空いた時間が「やらなきゃいけないのにやれていなかったこと」へ

    ── エースジョブが入り、中島様ご自身の業務はどう変わりましたか。

    1月に伴走が始まって、最初の1ヶ月でキックオフミーティングをしながら「採用のあるべき姿」を一緒に設計しました。3月、4月からAXのフローがうまく動くようになって、私はまずまだ動ききれていない部門との整理にリソースを振れたんです。

    その後は空いた時間をこれまで以上に候補者への最後のクロージングに使えるようになりました。今までは個別に資料を作ってその場しのぎでやっていたんですが、そもそもクロージングにはこういうベース資料が必要だよね、というところから整備できるようになった。こういった採用決定確度を上げるアクションに人事も時間を使えるようになったのも成果につながっている理由だと思います。

    忙しいと「とにかく回さなきゃ」になるんですけど、一度資料を作れば次からその作業が10分の1になることってあるんですよね。その余裕が持てるようになったので、とても幸せです!笑

    ■ 採用領域全体のAXが進み、次は「営業AX」へ

    ── 社内のAI活用に対する意識も変わりましたか。

    とても変わりました。まず私たちのチームで、面接のフィードバックなど今まで全部手で書いていたものを「AIを使って効率化しよう」という空気になりました。「個人情報が」と言う人もいたんですが、それはメールでやりとりしているのと同じでしょう、と説明したら認識が進んでいきました。グローバルの採用チームに対しても、「日本の採用チームはこんなことをやっている」と事例として挙げています。本社がAI活用をものすごく推進しているので、日本から出せるのはとてもいいことです。

    さらに、採用が進んでポジションも少し減ってきたので、今度は営業部門から「営業のプロセス改善も見てほしい」と声がかかりました。手作業が多いところをまずは自動化していきましょう、という話をフェーズ1として進めています。私は8年この会社にいますけど、営業の現場が細かな業務を担っていることに気づけていなかったんですよね。そこに気づけて改善できたのは、大きかったです。

    ■ 想像していたのは「スカウトが変わる」だけだった

    ── 同じ課題を持つ企業の方へ、メッセージをお願いします。

    エースジョブを検討される方の多くは、たぶん「スカウトがAIで変わる」というところまでしか想像していないと思うんです。私もそうでした。そこの部分だけでも大きな価値があると思っています。ただ、それだけでなく実際には、事業部の採用への意識が変わって自分たちで採用に前のめりに取り組むようになり、エースジョブと事業部の協力のおかげで人事が本来やるべきだったのにやれていなかったことに手をつけられるようになりました。その連携による効果で採用決定がどんどん出る状態になりました。

    AXによって「人の考え方」「人のできること」が広がっていく、そんな変化をエースジョブは採用・組織に与えてくれるサービスだと思うのでぜひこの時代に「変化」をしたい組織は導入を検討してみてもらえると良いと思います!

    SGSジャパン株式会社 事業内容:製品・サービス・システムの試験、検査、認証、トレーニング

    URL:https://www.sgsgroup.jp

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